子宮内膜異形増殖症だって。

筋腫分娩から始まった闘病の全記録。

パパの涙。

どれだけ眠ったのか。

看護師サンが出血の確認をしに来て目が覚めた。

『起こしちゃってごめんなさぃね。
出血の具合見に来ました。大丈夫みたいだね。』

『ありがとうございます』

『ご家族の皆さん、処置の間
談話室に行ってもらったので今呼びますね』

そう言って看護師サンは出て行った。

パパがひとり入ってくる。

『ママとK(彼)は嘛璃のアパートに行ったから』
『そっか』
『ずっと誰にも言えないでいたのか?』
『‥。』
『嘛璃が無事で良かったょ。ちゃんと治してもらおう』

涙が出た。
パパが泣いてたから。

少し離れたソファーに座って距離を保ってくれる。

ごめんね。
心配ばかりかけちゃって。

確かに身内には相談しなかった。
会社では同僚に仕方なく話していたけど。
と言うのも
突然大量に出血したりすると
しばらくトイレから出られない事とか増えて
黙ってる訳にはいかなかったのが正直なところで。

だから大量に出血する時とかは
大量に置いてあるナプキンを
トイレにこっそり持ってきてもらったりと
いろいろと手伝ってもらって。

その頻度が増えて
この頃は何をするにもビクビクしてた。

何度か早退する程の出血で仕事にも差し支えて。

限界だったのに
わたしは病院に行くのを避けていた。