子宮内膜異形増殖症だって。

筋腫分娩から始まった闘病の全記録。

病院嫌いの末路。

露天風呂の脇にある石に腰を下ろした。

とってもいい天気。

せっかく楽しみにしてきたのに‥。

こんな自分が嫌いになる。
みんなにも迷惑かけちゃって。

取り敢えず何とか無事に乗り切らなきゃ‼
帰ったらさすがに病院に行こう‥。

そう決めた。

まだ中にあるこの不気味な塊が
何なのか見当もつかないまま着替えて部屋に戻った。

今は便利なものがある。

ナプキンをショーツと一体化した商品。
月経過多用のナプキン。

わたしはよくお世話になっている。

それらの商品を使い回しても
数分で交換しなければ間に合わないといった事も
増えていた。

知らず知らずに慢性の貧血状態に陥った。

階段を2階まで昇るのに息がきれるなんて普通で
座ってるのに立ちくらみなんて日常茶飯事。

だけど
この頃のわたしは自分が重度の貧血だなんて
思ったこともなかった。

わたしは自他共に認める病院嫌いだ。

大抵の事は自然治癒力に任せて
市販薬に頼りきって何とか乗り切ってきた。

それでも顔が腫れるほど痛みだした歯が
鎮痛剤ではどうにもならない状態になって
歯医者に行った事もあったし
耳が聞こえなくなって仕方なく耳鼻咽喉科
通院したこともあったし
数日続いた高熱に
無理矢理病院に連れていかれた急性扁桃炎の時も
とにかく共通して
末期になって仕方なく病院に行くといった具合だ。

今回も普通なら不正出血が頻繁にある時点で
大概の人なら病院に行く事を選ぶだろう。

だけどわたしは行けなかった。

病院が嫌いとか言ってる場合ぢゃなかったのに。

部屋に戻ったわたしは
友達とこんな話をしながら
夕食の時間を待っていた。