子宮内膜異形増殖症だって。

筋腫分娩から始まった闘病の全記録。

血に染まるお風呂はまるで殺人現場。

夕食の時間になって
わたし達は指定の食事処へ向かった。

出血は続いていたけど
数分おきにトイレに行く程ではなくなっていて
少し気持ちも楽になって食事を楽しめた。

みんなもこのまま落ち着いてくれればいいねって
いつしかいつものように
女子会トークを楽しんでいるようだった。

何度かトイレに行きながらも
2時間近く経ち
部屋に戻ってからもう一度
貸切露天風呂に行く事にした。

また恐る恐る触ってみる。

ん?

前より小さくなった?
引っ込んだ?

指に当たった何かは
数時間前よりも明らかに小さくなったようだった。

取り敢えず出血も1時間に1度
トイレで替える程度に落ち着いて来たことと
何か関係があるんだと思いつつ
今夜も何とかなりそうって思えた。

次の日。
あちこち寄り道しながら帰宅。

その頃には出血も落ち着いていた。

‥落ち着いてしまった。

結果、ここでも病院に行くのをやめてしまう。

昨日はあんなに病院に行こうと思ったのに。

この日を境に
たまに大量に出血する時に
不気味な何かが指に触れるようになる。

それはトイレで気付いたり
お風呂で気付いたり。

そんな時は決まって
大量のレバーも出る。

トイレもお風呂も血だらけ。
まるでTVで見た
死体をバラバラに切り刻んだ
現場のような悲惨な状況。

それなのに‥
その都度わたしは慣れてきて
病院に行かなきゃって危機感が
薄れてきてしまっていたのだ。