読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

子宮内膜異形増殖症だって。

筋腫分娩から始まった闘病の全記録。

長かった夜が明けた。

午前5時を過ぎて
パパとママが病室に戻ってきて
彼が入れ替わり車で仮眠を取ると言って出ていく。

『夜、ずっと大丈夫だったよ』と報告すると
『パパなんてほとんど寝てないから眠いはず』とママ。

ママはちゃんと眠ったみたいだけど
パパはずっと起きていたらしい。

どちらかと言うとパパの方がこんな時は弱い。

すぐに泣く。

その割には言葉数がやたら少ない。

‥何となくわかる。

ママの方が肝が座ってる。
うちの家系はこんな感じで。

午前6時。
起床らしい。

看護師サンが部屋のライトを付けにきて出血の確認。

『大丈夫みたいだね!
午前中に中に詰めた止血ガーゼを
交換するのと傷口の確認で診察ありますからねー』
『はい』

看護師サンに促されパパとママが病室に戻り
そこで注意事項として話があった。

『顔色が真っ青で見て分かる通り重度の貧血状態ですから
今日はひとりでベットから立ち上がらないで下さい』

『大丈夫と思っても絶対に駄目です』

『まだおしっこの管が入っているけど抜くタイミングは
状態を見て決めますのでしばらくこのままで』

『食事は朝から取っていただきますが鉄分を多く取る
鉄分食になります』

『あまり腹部に力を入れないで下さい』

『午前中に診察があるので、先生の判断になりますが
この重症個室から一般病棟へ移動があると思いますので
準備をお願いします』

こんな感じだったかな。
一通り話終わると看護師サンは笑顔で出ていった。

ママがせっかく準備した荷物をまた袋に入れ始める。

早く診察の時間になればいいのに。
自分の状況を先生の口から聞きたかった。