子宮内膜異形増殖症だって。

筋腫分娩から始まった闘病の全記録。

あの有名な動く椅子とご対面。

2日目の朝。

6時に起床。
早い‥w

起床と同時に血液検査。
このタイミングで?
しかも血がないのにw

でも我慢する。

『おはよー』
『おはよー』

ひとりじゃない‼

普通に歩ける患者は朝ごはんの前に
自ら血圧を測りに指定の場所へ行くルールがあるらしい。

わたしは一人歩きを許可されていないから
看護師サンが優しく測ってくれるのを待つ。

さっチンが血圧を測りに出動した。

ベットから足をおろして座る。
早起きは苦手。
まだぼぉーッとしてる。

看護師サンが置いていった暖かいタオルで顔を拭く。

あー‥お風呂入りたい。
看護師サンに聞いてみようかな。
でもひとりで歩けないのにお風呂は無理かー。

はぁー‥。

そんなこんなで朝ごはん。
さっチンと話ながらだとご飯も美味しい。

ご飯後一息するとさっチンが
『ちょっとサロン行ってくる』と出て行った。

回診が始まって病室に先生達がぞろぞろ入って来る。

わたしの前にさっチンの名前を呼んだけど
『さっき、出て行きましたよ』と言うと
『あーそうだね』と。

で、わたしの番。

『出血は止まってる?』
『はい、出てはないと思います』
『じゃぁ後で診察室に来てもらってガーゼ取るので
傷口を見せて下さい』
そう告げて出て行った。

やっとガーゼが取れる。
お風呂に入ってないのが気になるけど、そんなの仕方ないし。

暫くして看護師サンが迎えに来てくれた。
『ゆっくり歩いて診察室行きましょう』
『はい‼』

嬉しい‼
歩ける‼

病室を出て
すぐ向かいにあるナースステーションの横が診察室のようだ。

点滴スタンドを引き連れて診察室に入る。

あ。
見たことあるやつ。
動く椅子。

これが嫌で今まで病院を拒んでいたのもあったのに
1度死にかけたわたしには怖いものなんてなかった。

指示通りすんなり服を脱いで椅子に座る。

なぜ、これを今まで怖がっていたのか。
不思議だ。

『椅子が上がりますよー』

おおーッ‼
上がった‼

あー‼足が開くー‼
きゃぁーーーッ(←心の声です)

でも案外、恥ずかしいとかは思わず。
昨日、あれだけ大勢の先生やら
看護師に見られたんだもん、全然平気ー。

カーテンの奥に先生が座った。

『じゃぁ詰めてるガーゼ取りますね
楽にしててくださーい』

どきどき。

うん。
何か出てるのがわかる。

ん?
まだ出てる。

‥ん??
まだ出るの?

何やら大量に詰め込んでたんだね?

全てを出し終わって何か器具が入る。

『傷口は大丈夫みたいだね。
まだ血は出ると思うけど、これなら大丈夫でしょう。
新しいガーゼ入れますよー』

あれ。
また入れるんだ。

そーか。
そーか。

どうぞ思う存分詰め込んで下さい。
これで良くなるなら。
心も寛大になる。

死にかけたわたしは強くなれた。

なんだか時々そう思う。