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子宮内膜異形増殖症だって。

筋腫分娩から始まった闘病の全記録。

シャワー室で思うこと。

午後になって吉報が。

シャワーはまだ駄目だけど
看護師サンが髪を洗ってくれるんだって‼

それでもいい‼
めっちゃ嬉しいんですけど‼

白衣の天使さま。
よろしくお願いいたします‼

シャワー室の洗面台の前に座って洗ってもらう。
気持ちいい♪

ふと東日本大震災の時を思い出していた。

あの時も電気がついた5日目の夜に
真っ暗な部屋に電気が通る音を聞いた。

ちょっとした灯りの絶大な存在感に号泣したし
久しぶりにシャワーを浴びれた時も感動した。
冷たくても普通のおにぎりはとても美味しかったし
暖かな部屋で沢山の事に感謝した。

あたりまえの事なんてない。
あたりまえがあたりまえじゃない時があるんだ。

電気が通った時だって
地元と全国各地から応援に来てくれた電力会社の人達が
小雪の降る中、奮闘してくれたからなんだ。
早く電気を供給してあげたいと思ってくれていたからだ。

沢山の人達があたりまえを取り戻す為に
力を貸してくれたからなんだ。

あの時も思った。

電気が通った瞬間
部屋に明かりが灯って
窓から外を見たら街灯がついていて
それぞれの家のそれぞれの部屋に
暖かな明かりが灯ってた。

どれだけ感動したか言葉に並べるのは不可能だ。

アナログな5日間を過ごして
夜は星と月の明かりだけで不安だった。
いろんな人の想いを考えたら涙が止まらなかった。

窓の外を眺めて泣きながら頭を下げた。

大袈裟じゃない。
白衣の天使、看護師サンは今
わたしの為に髪を洗ってくれている。

きっとシャワーを浴びたいと言った
わたしの願いは叶わなかったけど
せめて髪を洗ってあげようって思ってくれたんだ。

人は弱っていると
心も弱るのか。

だけど、やっぱり感謝しかないね。

心配してくれる両親や彼や友達。
親身に寄り添ってくれる看護師サンや
何とか病を治そうと処置をする先生にも。

あたりまえなんかじゃないんだ。

それを思い出せて良かったな。

『さっぱりしたね!』
『はい‼ありがとうございます』
『いいえー』

髪を乾かしてもらいながら
感謝の気持ちでいっぱいになった。

素敵な仕事だね。
白衣の天使。