子宮内膜異形増殖症だって。

筋腫分娩から始まった闘病の全記録。

覚悟を決めた待合室。

七夕から数日後。

わたしは婦人科にやってきた。

友達が通っているというこの病院は
最近、建物を新しくリニューアルした事もあり
駐車場も空きがないほど混み合っている。

もともと長く開業している産婦人科
女医さんがメインになってからは
さばさばした性格の先生で人気なのだと
友達から聞かされていた。

そんな事もあり
切羽詰まったわたしは
以前、救急でお世話になった大きな病院ではなく
何かあればすぐに駆けつけられる
個人病院を選ぶ事にした。

たらいまわし

よく問題になった言葉。

最近の救急指定の大きな総合病院は
紹介状を持っ行かなきゃ門前払い。

患者として登録があっても
時がある程度過ぎれば
パートの受付のおばちゃん達が
のらりくらりでマニュアル通りの答えを仕込まれて
緊急だから電話してるのに
予約がすぐに取れないだとか
先生が様子を見て駄目ならまた連絡してと言ってるとか
平気で毎回同じ台詞。

こっちは緊急だから電話してるんだけど。

診ないなら診ないなりに
近くの婦人科を受診しろとか言えばいいのに。

だからもう電話もしないと決めた。

いつからこんな世の中になったんだろ。
目とはなの先に大きな病院があっても
他の病院に行かなきゃいけない。

税金‥わたしも払ってますけどね。

そんなこんなで婦人科で受付を済ませて
空いた場所に腰かける。

問診票を書いて受付に出すと
『出血は今もありますか?』と。
『はい、大量ではないですが』と答えると
『具合が悪くなったり量が増えたりするようなら
声をかけてくださいね。』
ほっとする‥。

ちゃんと
わたしの症状を受付のお姉さんですら把握してくれる。

暖かい気持ちで腰を下ろして時間をやり過ごす。
友達が心配してLINEをくれるから暇ではなかった。

『やっぱり付き添おか?』
『大丈夫大丈夫!逃げないで診察してもらうからw』
『具合悪くなったら迎えに行くからね!!』
『ありがとー』

ほんとにありがとう。
みんなに心配ばかりかけて‥。

だけど
なぜか
今日はひとりで受診したかった。

何か言われた時
一緒にいる誰かに気を遣わせたくなかったから。

覚悟を決める時間が欲しかった。