子宮内膜異形増殖症だって。

筋腫分娩から始まった闘病の全記録。

天国と地獄。

ちょうど3週間後。
わたしは婦人科の待合室にいた。

番号をアナウンスされるまでの時間は
案外冷静に座っていられた。

手にボイスレコーダーを握りしめて。

アナウンスがあったのは予約の時間を約1時間半程過ぎた頃。

ボイスレコーダーをON。
深呼吸を2回したのを覚えてる。

『失礼します』
『はーい、お待たせしましたー』

この日の担当医も3週間前と同じ女医さんだった。

椅子に座ると先生が話し出す。

『この間の組織の検査の結果ですね。
結果は良性の子宮内膜ポリープでした』
『良性?』
息をするのを数秒忘れたかも知れない程
先生を見ていた。

『良性だから一安心なんだけど
このポリープもこのままにしておく訳にはいかないし
前に入院したときみたいに
勝手にちぎれる事はないから。
根っこがしっかりしてると思うので
手術で取る事になるんだけど』
『‥手術ですか‥』
『前にも言った通り
子宮の内膜が前よりも厚くなってるので
そこの組織を検査したいんだけど
今は筋腫分娩してるので子宮の中に器具が入らなくて
検査が出来ないのね』
『はい』
『だから手術の時に筋腫を取って、同時に子宮の内膜を
掻き出してその組織の検査をしたいんです』
『‥‥‥そうなんですか‥』

安心したと同時に何だか怖い話。

しっかり聞かなくちゃいけないのに
気持ちが保てなくて無意識に相槌を打っていた。